「災害時は伊豆の国市の人口約5万人弱＋観光客が被災すると想定されますが、人数分すべての食料を市で備蓄するには限界があります」
…だから、自宅に「ローリングストック法」で備蓄をしておこう！　

「災害時には避難所に避難すればなんとかなる」と思う方も多いかもしれませんが、市民全員が避難所に入ることは難しく、また市が備蓄食料を保管できるスペースにも限りがあります。
そのために、私たちは自宅避難も想定に入れて、自宅に食料や物資の備蓄をしておく必要があります。

しかし、災害用の食料は値段が高めな上に収納に場所を取り、更に気がついたら賞味・消費期限が切れていた…なんて話も良く聞きますね。
そこでおススメなのが「ローリングストック法」です。
ローリングは英語で「回転」することを、ストックは「備蓄」することを意味しています。
つまり、普段から食べている加工食品や食材を少し多めに購入し、日常で備蓄品を使い、使った分だけ買い足す。
この行動を循環させて常に一定量の食材を家に置いておく備蓄方法です。

普段から食べ慣れている食品なら、災害時のストレスが多い中でも、親子ともにホっと一息つくことができるのではないでしょうか。

在宅避難を基本に考えて日頃から備えることで、いざというときに慌てずに行動できるでしょう。
備蓄がない人ほどパニックになり、すぐに避難所に行かなくてはと慌ててしまうケースがよくあるそうです。
もし、避難所への避難が必要な場合も、備蓄があればパニックにならずに避難所に移動するタイミングを冷静に判断することができるといいます。
ぜひ、日常の中に防災の意識を入れ、非常時のストレスを可能な限り減らす工夫をしていただければと思います。



◆問合せ／危機管理課 055-948-1482