「災害用伝言ダイヤル」の使い方



「災害用伝言ダイヤル」は災害時にNTTが提供するサービスで、固定電話や携帯電話から171番に電話をかけることで、メッセージを登録・再生することができます。
地震や大雨・噴火などの災害の発生により被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される「音声による伝言板」です。


引用:伊豆の国市防災マップ P.44

【使い方】
◆録音方法
①固定電話や携帯電話から、171番に電話をかける
②暗証番号なしの場合は1、ありの場合は3をプッシュする
③ご自宅の電話番号または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルする
④音声を録音する

◆再生方法
①固定電話や携帯電話から、171番に電話をかける
②暗証番号なしの場合は2、ありの場合は4をプッシュする
③ご自宅の電話番号または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルする
④音声を再生する
⑤追加で録音する場合は3をプッシュする

◆注意事項
・伝言は30秒のみ録音できます。
・伝言を残せる数は、電話番号あたり20件までです。
・プライバシーが気になる場合には、暗証番号を使用できます。事前に暗証番号を決め、共有しておきましょう。
・NTT東日本・西日本の提供する固定電話や公衆電話からの伝言の録音・再生は無料で使用できますが、携帯電話(スマートホン)、PHSやNTT東日本・西日本以外の事業者の電話からは通話料が発生します。
・INSネット(ISDN)とひかり電話でダイヤル式電話をお使いの場合には利用できませんのでご注意ください。

【体験ができる日】
本来は災害時に利用するものですが、災害発生に備え、使い方を事前に覚えてもらう目的で、年に何度か体験できる日があります。
ぜひ家族で確認し、練習しておきましょう。

◆体験可能日
・毎月1日・15日
・正月三が日
(1月1日~1月3日)
・防災週間
(8月30日9時~9月5日17時)
・防災とボランティア週間
(1月15日9時~1月21日17時)

※NTT 体験利用について
「体験利用のご案内(外部サイトへリンク)」


小学生の息子には外出時に「キッズ携帯」を持つことを伝えていますが、忘れて遊びにいってしまうこともよくあります。
どちらの時でも災害時に連絡ができるように、「キッズ携帯」や近くに設置されている「公衆電話」を使って、事前に親子で「災害用伝言ダイヤル」を体験してみたいと思います!


◆紹介
佐々木 恵美子(ササキエミコ)
防災士の資格を取り、「防災V.C伊豆の国」に所属。
伊豆の国市防災指導員として活動中。(伊豆の国市在住)