【0歳~未就園児】中央図書館4月のおすすめ絵本

中央図書館スタッフがおススメする、4月の未就園児向けの絵本を3冊ご紹介します。

◆さくら(福音館書店)/長谷川摂子・作 矢間芳子・絵



お花見といえば桜。
桜は日本人にとって一番馴染みのある木かもしれません。
でも、お花見のとき以外の桜の姿は、意外と知られてはいないのではないでしょうか。
花が散って葉桜になると、葉陰には小さなサクランボが実り始めます。
夏には木は虫で大賑わい。
秋になると、葉は赤や黄色に色を変え、冬には葉をすっかり落とします。
よく見ると、枝の先には小さな蕾が…。
一本の桜の一年を、長年の観察にもとづく精緻な絵と、リズム感のある文で描いた作品です。
図鑑のような正確さを持ちながら、絵画としての美しさを兼ね備えたイラストは圧巻です。
花びらの脈、樹皮の質感、集まってくる虫たち。
細部まで描き込まれた絵は、こどもたちの好奇心を刺激し、大人の目をも楽しませてくれます。
「知っているつもりで知らなかった、さくらの本当の姿」を実際に見に行ってみてはいかがでしょうか。

◆たろうのひっこし(福音館書店)/村山桂子・作 堀内誠一・絵



1枚のじゅうたんが、自分の居場所に変身。
たろうがお母さんに自分の部屋がほしいというと、お母さんは1枚の赤いじゅうたんをもってきて、「これを広げたところがたろうのお部屋よ」といいました。
たろうが階段の下にじゅうたんを広げると、ネコのみーやは窓のある部屋がいいというので、出窓の下に引っ越しです。
次はイヌのちろーも入れるように犬小屋の前へ引っ越し……と仲間をふやしながら次々引っ越して……。
長年愛され続けている『たろう』シリーズ。
この物語は、こどもにとっての「自立」と「遊び」の本質を、驚くほどシンプルに、そして鮮やかに描き出しています。
読み聞かせを終えた後、多くのお子さんがたろうのようにじゅうたん遊びをしたくなるのではないでしょうか。

◆ちゅんたろうのしょうがっこうたんけん(白泉社)/田島かおり・著



校庭や教室、給食にお昼休み…学校は初めて見るものばかり。
入学前、こどもたちにとって小学校は未知の巨大な迷宮のようなものです。
期待半分、不安半分。
そんな繊細な時期のこどもたちにそっと寄り添い、背中を押してくれる内容です。
主人公は、好奇心旺盛なスズメの「ちゅんたろう」。
彼の冒険を通じて、読者は自然と「学校ってどんなところ?」という疑問の答えを見つけていきます。
絵の中のちゅんたろうを探しながら、一緒に小学校探検しよう!

問合せ/中央図書館0558-76-5566
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