【0歳~未就園児】中央図書館10月のおすすめ絵本
中央図書館スタッフがおススメする、10月の未就園児向けの絵本を4冊ご紹介します。
◆子どもに語る 日本の昔話③/稲田和子・筒井悦子(再話) こぐま社
こちらは絵本ではありませんが、こどもに「語る」ために書かれた本です。
お子さんと寝る前にいかがでしょうか?
親子で想像しながら楽しめますね!
10月18日(土)に、「古屋和子さん 語りの世界」のイベントがあります。
絵本とは違い、声で聞く物語の世界にすーっと引き込まれるのではないでしょうか!
語りの体験をしてみませんか?
まだまだ参加者募集中です!(イベントの詳細はこちら)
◆しおふきうす/長谷川摂子(文)・立花まこと(絵) 岩波書店
むかしむかし、ふしぎな「うす」がありました。
そのうすをひくと、なんとしおが出てくるのです。
でもこのうすには大事な秘密があって・・・・。
海の向こうまで伝わる昔話をやさしい言葉と力強い絵で描いた一冊。
読み終わったあと、どうして海の水はしょっぱいのか・・・をきっと誰かに話したくなるでしょう。
昔話を手のひらサイズで楽しむことが出来る「てのひらむかしばなし」になります。
「しおふきうす」の他にも「さばうりどん」「へっこきあねさ」もありますので、ぜひ読んでみてください!
◆ゴナンとかいぶつ/イチンノロブ・ガンバートル(文)・バーザンスレン・ボロルマー(絵)・津田紀子(訳) 偕成社
小さいけれどとても力持ちな少年のゴナンが村を荒らした怪物マンガスを退治しに旅に出ます。
読んでみると、ももたろうのような冒険心がわき、ちょっと怖いけど争い方がとてもユーモラスで心がわくわくする一冊です。
この絵本は、モンゴルの昔話です。
モンゴル国ウランバートル市ソンギノハイルンハン区は、伊豆の国市の友好都市です。
国は違っても昔話があることや、日本の昔話とはまたちょっと違ったおもしろさを感じることができるのでは!?
◆ももたろう/松居直(文)・赤羽末吉(画) 福音館書店
日本の絵本を切りひらいた名編集者、松居直と力強く美しい日本画風の絵で知られる赤松末吉。
この2人が組んで生まれた絵本は、まさに昔話絵本の金字塔です!
シンプルで骨太なことばと、迫力あふれる絵が重なり合い、誰もが知る昔話が「ほんものの物語」として胸に響きます。
世代を超えて読み継ぎたい日本の絵本の傑作ではないでしょうか!
問合せ/中央図書館 0558-76-5566
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