2023年第35週
~新型コロナ、ヘルパンギーナ、
感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、
インフルエンザ~
2023年09月08日
今週の注目感染症
2023年第35週(8月28日~9月3日)
●新型コロナ
全県で罹患数3,704、定点当たり26.65の患者発生があり、前週の25.27から増加した。
定点当たり東部地区で34.28、中部地区で19.6、西部地区で24.83の患者が発生した。
●ヘルパンギーナ
全県で罹患数58、定点当たり0.65の患者発生があり、前週の0.43から増加した。
定点当たり東部地区で0.81、中部地区で0.56、西部地区で 0.57の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数210、定点当たり2.36の患者発生があり、前週の2.43から減少した。
定点当たり東部地区で1.88、中部地区で2.11、西部地区で3.1の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数63、定点当たり0.71の患者発生があり、前週の0.62から増加した。
定点当たり東部地区で0.78、中部地区で0.81、西部地区で 0.53の患者が発生した。
●インフルエンザ
全県で罹患数305、定点当たり2.19の患者発生があり、前週の1.44から増加した。
定点当たりは、東部地区で3.0、中部地区で1.31、西部地区で2.13の発生があった。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は2.56で前週の1.4から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は1から8に増加した。
・静岡県において第35週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (26.65)、2)感染性胃腸炎(2.36)、3)インフルエンザ(2.19)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.81)、5)RSウイルス感染症 (0.71)、6)ヘルパンギーナ(0.65)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年9月8日更新)