2023年第36週
~新型コロナ、インフルエンザ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年09月15日
今週の注目感染症
2023年第36週(9月4日~9月10日)
●新型コロナ
全県で罹患数3,312、定点当たり23.83の患者発生があり、前週の26.65から減少した。
定点当たり東部地区で29.16、中部地区で17.62、西部地区で 23.7の患者が発生した。
●インフルエンザ
全県で罹患数666、定点当たり4.79の患者発生があり、前週の2.19から増加した。
定点当たりは、東部地区で4.98、中部地区で3.86、西部地区で5.43の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数248、定点当たり2.79の患者発生があり、前週の2.36から増加した。
定点当たり東部地区で2.53、中部地区で2.0、西部地区で3.77の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数71、定点当たり0.8の患者発生があり、前週の0.81から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.84、中部地区で0.59、西部地区で0.93の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数66、定点当たり0.74の患者発生があり、前週の0.64から増加した。
定点当たり東部地区で0.34、中部地区で1.26、西部地区で0.7の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数58、定点当たり0.65の患者発生があり、前週の0.47から増加した。
定点当たり東部地区で0.38、中部地区で0.3、西部地区で1.27の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は4.48で前週の2.56から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は8から23に増加した。
・静岡県において第36週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (23.83)、2)インフルエンザ (4.79)、3)感染性胃腸炎(2.79)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.8)、5)咽頭結膜熱 (0.74)、6)手足口病(0.65)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年9月15日更新)