2023年第49週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年12月15日
今週の注目感染症
2023年第49週(12月4日~12月10日)
●インフルエンザ
全県で罹患数4,599、定点当たり33.09の患者発生があり、前週の26.83から増加した。
定点当たりは、東部地区で43.68、中部地区で30.29、西部地区で24.32の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。
●新型コロナ
全県で罹患数506、定点当たり3.64の患者発生があり、前週の2.79から増加した。
定点当たり東部地区で4.3、中部地区で2.36、西部地区で 4.09の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数569、定点当たり6.39の患者発生があり、前週の5.16から増加した。
定点当たり東部地区で6.13、中部地区で4.78、西部地区で8.13の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数364、定点当たり4.09の患者発生があり、前週の3.29から増加した。
定点当たり東部地区で5.53、中部地区で2.81、西部地区で3.7の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数197、定点当たり2.21の患者発生があり、前週の1.96から増加した。
定点当たり東部地区で3.5、中部地区で1.33、西部地区で1.63の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数17、定点当たり0.19の患者発生があり、前週の0.24から減少した。
定点当たり東部地区で0.22、中部地区で0、西部地区で0.33の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は33.72で前週の26.72から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は45から47に増加、注意報レベルの保健所を有する都道府県は44から43に減少した。
・静岡県において第49週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (33.09) 、2)感染性胃腸炎 (6.39)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.09)、4)新型コロナ (3.64)、5)咽頭結膜熱 (2.21)、6)流行性角結膜炎(0.77)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年12月15日更新)