2020年第25週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年06月26日

今週の注目感染症  2020年第25週(6月15日~6月21日)
新型コロナウイルス感染症の報告が3件ありました(2020 年計 80 件)。

●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は3週連続発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数147、定点当たり1.65の患者発生があり、前週より減少。
東部地区で定点当たり1.81、中部地区で定点当たり1.70、西部地区で定点当たり1.43の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数55、定点当たり0.62で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.94、中部地区で定点当たり0.52、西部地区で定点当たり0.37の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数9、定点当たり0.10で前週より増加。
東部地区で定点あたり0.03、中部地区で0.11、西部地で定点当たり0.17の患者発生あり。


・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.06、西部地区で0.17の患者発生あり。
 中部地区での発生はなし。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.09、中部地区で0.04、西部地区で0.17患者発生あり。
・伝染性紅斑は、県下全ての地区で患者発生はなし。
・RSウイルス感染症は、全地区で患者発生なし。
 19週から7週連続して患者の発生はない。
・流行性角結膜炎は、、定点当たり西部地区で0.43の患者発生あり。
 東部地区及び中部地区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、県下全ての地区で患者発生なし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年6月25日更新)