2023年第43週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年11月03日
今週の注目感染症
2023年第43週(10月23日~10月29日)
●インフルエンザ
全県で罹患数3,147、定点当たり22.64の患者発生があり、前週の20.38から増加した。
定点当たりは、東部地区で21.12、中部地区で12.67、西部地区で33.17の発生があった。
西部地区は、前週から警報レベルの開始基準値30を超えている状況。
●新型コロナ
全県で罹患数379、定点当たり2.73の患者発生があり、前週の3.44から減少した。
定点当たり東部地区で3.84、中部地区で1.98、西部地区で 2.21の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数235、定点当たり2.64の患者発生があり、前週の2.46から増加した。
定点当たり東部地区で2.5、中部地区で2.3、西部地区で3.1の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数171、定点当たり1.92の患者発生があり、前週の1.4から増加した。
定点当たり東部地区で2.5、中部地区で1.37、西部地区で1.8の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数99、定点当たり1.11の患者発生があり、前週の1.56から減少した。
定点当たり東部地区で1.31、中部地区で0.81、西部地区で1.17の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数38、定点当たり0.43の患者発生があり、前週の0.49から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.66、中部地区で0.04、西部地区で0.53の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は19.68で前週の16.41から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は24から31に、注意報レベルの保健所を有する都道府県は42から43に増加した。
・静岡県において第43週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (22.64) 、2)新型コロナ (2.73)、3)感染性胃腸炎 (2.64)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.92)、5)咽頭結膜熱 (1.11)、6)流行性角結膜炎(0.5)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年11月2日更新)