2021年第3週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~
2021年01月29日
今週の注目感染症 2021年第3週(1月18日~1月24日)
●インフルエンザ
全県で罹患数0、県下全地域での定点当たりの患者発生なし。
先週に引き続き患者の発生報告は無い。
過去5年間でこの時期に4週連続で定点当たりの患者数が報告されなかったのは初めてである。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数255、定点当たり2.87の患者発生あり、前週から大きく増加 。
東部地区で定点当たり3.22、中部地区で定点当たり4.00、西部地区で定点当たり1.47の患者発生あり。
●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数49、定点当たり0.55で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.53、中部地区で定点当たり0.85、西部地区で定点当たり0.30の患者発生あり。
特に中部地区での増加が大きい。
●手足口病
全県で罹患数0、県下全地域で定点当たりの患者発生なし。
・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.09、中部地区で0.04、西部地区で0.03の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.15、西部地区で0.77の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、県下全地区で定点当たりの患者発生はなし。
・RSウイルス感染症は、県下全地区で患者発生はなし。3週連続
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和3年1月28日更新)