2023年第30週
~新型コロナ、ヘルパンギーナ、
感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、
インフルエンザ~
2023年08月04日
今週の注目感染症
2023年第30週(7月24日~7月30日)
●新型コロナ
全県で罹患数2,352、定点当たり16.92の患者発生があり、前週の14.19から増加した。
定点当たり東部地区で22.48、中部地区で12.36、西部地区で 15.09の患者が発生した。
●ヘルパンギーナ
全県で罹患数246、定点当たり2.76の患者発生があり、前週の4.07から減少した。
定点当たり東部地区で3.34、中部地区で2.93、西部地区で 2.0の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数253 、定点当たり2.84の患者発生があり、前週の2.79から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で2.28、中部地区で1.96、西部地区で4.23の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数239、定点当たり2.69の患者発生があり、前週の3.7から減少した。
定点当たり東部地区で2.13、中部地区で3.44、西部地区で 2.6の患者が発生した。
●インフルエンザ
全県で罹患数139、定点当たり1.0の患者発生があり、前週の0.9から増加した。
定点当たりは、東部地区で1.58、中部地区で0.31、西部地区で1.0の発生があった。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.64で前週の1.59から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は9から8に減少した。
・静岡県において第30週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (16.92)、2)感染性胃腸炎(2.84)、3)ヘルパンギーナ (2.76)、4)RSウイルス感染症 (2.69)、5)インフルエンザ(1.0)、6)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.73)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年8月4日更新)