2022年第26週 ~手足口病、水痘、伝染性紅斑、ヘルパンギーナ~

2022年07月08日

今週の注目感染症 
2022年第26週(6月27日~7月3日)

●手足口病
全県で罹患数58、定点当たり0.65の患者発生あり、県全体で前週からさらに大幅に増加。
特に東部及び中部地区での増加が顕著。
東部地区で定点当たり0.66、中部地区で定点当たり1.07、西部地区で定点当たり0.27の患者発生報告。
流行期に入ったことが示唆される。

●水痘
全県で罹患数11、定点当たりの0.12の患者発生あり、県全体で前週から大幅に増加。
特に東部及び中部地区で増加が顕著。
東部地区で定点当たり0.19、中部地区で定点当たり0.15、西部地区で定点当たり0.03の患者発生あり。
流行期に入った可能性あり、今後の動向に注視。

●伝染性紅斑
全県で罹患数3、定点当たり0.03の患者発生あり、全県では著しく増加、西部地区のみ横ばい。
東部及び中部地区での増加が顕著。
東部地区で定点当たり0.06、中部地区で定点当たり0.04の患者発生あり、西部地区での患者発生はなし。

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数41、定点当たり0.46の患者発生あり、前週からの増加傾向が継続。
東部地区で定点当たり0.75、中部地区で定点当たり0.59、西部地区で定点当たり0.03の患者発生あり。
流行期に入った兆し。

・風疹、麻しんとも全県で発生なし。
・マイコプラズマ肺炎は全県で発生なし。
 前週から5週連続。
・流行性耳下腺炎の発生は、中部地区のみで定点当たり0.04の患者発生あり。
 東部及び西部地区での発生はなし。
 全県で前週より減少。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年7月8日更新)