2022年第16週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、マイコプラズマ~

2022年04月29日

今週の注目感染症 
2022年第16週(4月18日~4月24日)

●インフルエンザ
県下全地区で患者発生の届出なし、5週連続。
2021-2022シーズンの発生が終息に向かっている様相を呈している。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数346、定点当たりの3.89の患者発生あり、県内全地区で前週より増加。
東部地区で定点当たり3.31、中部地区で定点当たり2.52、西部地区で定点当たり5.73の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数7、定点当たり0.08の患者発生あり、全県では前週より減少。
東部地区で定点当たり0.03、中部地区で定点当たり0.19、西部地区で定点当たり0.03の患者発生あり。
中部地区での減少が著しい。

●マイコプラズマ
先週に引き続き県下全地区で患者発生の届出なし。
13週の発生は一過性かつ地域限定的であった可能性が示唆。

・風疹、麻しんとも全県で発生なし。
・手足口病は、定点当たり東部地区で0.03、西部地区で0.33の患者発生あり。
 中部地区での患者発生はなし。
 西部地区で前週から著しく増加。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.03、西部地区で0.07の患者発生あり。
 中部地区での患者発生はなし。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年5月2日更新)