2020年第29週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~
2020年07月24日
今週の注目感染症 2020年第29週(7月13日~7月19日)
新型コロナウイルス感染症が 11 例報告ありました(2020 年計 100 件)。
●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は24週から連続発生なし。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数214、定点当たり2.40の患者発生があり、前週より増加。
東部地区で定点当たり2.00、中部地区で定点当たり2.70、西部地区で定点当たり2.57の患者発生あり。
●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数55、定点当たり0.62で前週より減少。
東部地区で定点当たり1.06、中部地区で定点当たり0.52、西部地区で定点当たり0.23の患者発生あり。
●手足口病
全県で罹患数12、定点当たり0.13で前週より増加。
東部地区で0.06、西部地区で定点当たり0.33の患者発生あり。
中部地区での発生はなし。
・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.13、中部地区で0.04、西部地区で0.10の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.28、中部地区で0.07、西部地区で0.03の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.03、西部地区で0.03の患者発生あり。
中部地区では患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、定点当たり西部地区のみ0.07の患者発生あり。
東部及び中部地区での患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区で0.57、中部地区で0.13、西部地区で0.14の患者発生あり。
・マイコプラズマ肺炎は、県下全ての地区で患者発生なし。
5週連続で患者発生はない。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年7月27日更新)