2020年第27週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~
2020年07月10日
今週の注目感染症 2020年第27週(6月29日~7月5日)
新型コロナウイルス感染症が2例報告ありました(2020 年計 82 件)。
●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は5週連続発生なし。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数161、定点当たり1.81の患者発生があり、前週より減少。
東部地区で定点当たり1.66、中部地区で定点当たり1.63、西部地区で定点当たり2.13 の患者発生あり。
●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数54、定点当たり0.61で前週より減少。
東部地区で定点当たり1.13、中部地区で定点当たり0.41、西部地区で定点当たり0.23の患者発生あり。
●手足口病
全県で罹患数6、定点当たり0.07で前週と変わらず。
東部地区での患者発生はなし、中部地区で0.15、西部地で定点当たり0.07の患者発生あり。
・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.19、中部地区で0.04、西部地区で0.10の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.03、中部地区で0.04の患者発生あり。
西部地区での発生はなし。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.03、中部地区で0.07の患者発生あり。
西部地区での発生はなし。
・RSウイルス感染症は、県下全ての地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区の患者発生あり。中部及び西部地区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、県下全ての地区で患者発生なし。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年7月9日更新)