2023年第22週
~新型コロナ、インフルエンザ、
感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、
ヘルパンギーナ~
2023年06月09日
今週の注目感染症
2023年第22週(5月29日~6月4日)
●新型コロナ
全県で罹患数500、定点当たり3.60の患者発生があり、前週の2.80から増加した。
定点当たりは、東部地区で6.08、中部地区で2.14、西部地区で2.26の発生があった。
●インフルエンザ
全県で罹患数309、定点当たり2.22の患者発生があり、前週の1.81から増加した。
定点当たりは、東部地区で2.64、中部地区で2.05、西部地区で1.94の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数520 、定点当たり5.84の患者発生があり、前週の5.45から増加した。
定点当たり東部地区で5.31、中部地区で3.78、西部地区で8.27の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数165、定点当たり1.85の患者発生があり、前週の1.24から増加した。
定点当たり東部地区で2.13、中部地区で1.30、西部地区で 2.07の患者が発生した。
●ヘルパンギーナ
全県で罹患数276、定点当たり3.10の患者発生があり、前週の2.04から増加した。
定点当たり東部地区で2.72、中部地区で3.19、西部地区で 3.43の患者が発生した。
・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.52で前週の1.62から減少した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は8から3に減少した。
・静岡県において第22週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(5.84)、2)新型コロナ (3.60)、3)ヘルパンギーナ (3.10)、4)インフルエンザ(2.22)、5)RSウイルス感染症 (1.85)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年6月9日更新)