2023年第25週
~ヘルパンギーナ、新型コロナ、
インフルエンザ、感染性胃腸炎、
RSウイルス感染症~

2023年06月30日

今週の注目感染症 
2023年第25週(6月19日~6月25日)

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数901、定点当たり10.12の患者発生があり、前週の8.85から増加した。
定点当たり東部地区で10.72、中部地区で8.93、西部地区で 10.57の患者が発生した。

●新型コロナ
全県で罹患数808、定点当たり5.81の患者発生があり、前週の5.56から増加した。
定点当たりは、東部地区で9.32、中部地区で4.40、西部地区で3.34の発生があった。

●インフルエンザ
全県で罹患数110、定点当たり0.79の患者発生があり、前週の1.13から減少した。
定点当たりは、東部地区で0.6、中部地区で1.17、西部地区で0.66の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数406 、定点当たり4.56の患者発生があり、前週の5.73から減少した。
定点当たり東部地区で3.53、中部地区で2.74、西部地区で7.3の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数332、定点当たり3.73の患者発生があり、前週の2.84から増加した。
定点当たり東部地区で4.28、中部地区で3.11、西部地区で3.7の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.29で前週と同じであった。
 警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は3で変更なしであった。
・静岡県において第25週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)ヘルパンギーナ (10.12)、2)新型コロナ (5.81)、3)感染性胃腸炎(4.56)、4)RSウイルス感染症 (3.73)、5)手足口病(1.01)、6)インフルエンザ(0.79)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年6月30日更新)