2023年第39週
~新型コロナ、インフルエンザ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~

2023年10月06日

今週の注目感染症 
2023年第39週(9月25日~10月1日)

●新型コロナ
全県で罹患数1,341、定点当たり9.65の患者発生があり、前週の12.24から減少した。
定点当たり東部地区で10.9、中部地区で7.57、西部地区で10.17の患者が発生した。

●インフルエンザ
全県で罹患数1,335、定点当たり9.6の患者発生があり、前週の7.19から増加し、注意報レベルの基準値10.0に近づいてきた。
定点当たりは、東部地区で11.56、中部地区で7.26、西部地区で9.62の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数268、定点当たり3.01の患者発生があり、前週の2.12から増加した。
定点当たり東部地区で2.94、中部地区で2.33、西部地区で3.7の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数97、定点当たり1.09の患者発生があり、前週の0.85から増加した。
定点当たり東部地区で1.72、中部地区で0.52、西部地区で0.93の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数79、定点当たり0.89の患者発生があり、前週の0.72から増加した。
定点当たり東部地区で0.5、中部地区で0.78、西部地区で1.4の患者が発生した。

●手足口病
全県で罹患数70、定点当たり0.79の患者発生があり、前週の0.53から増加した。
定点当たり東部地区で1.31、中部地区で0.11、西部地区で0.83の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は9.57で前週の7.09から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は30から42に増加した。
・静岡県において第39週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (9.65)、2)インフルエンザ (9.6)、3)感染性胃腸炎(3.01)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.09)、5)咽頭結膜熱 (0.89)、6)手足口病(0.79)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年10月6日更新)