2023年第42週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年10月27日
今週の注目感染症
2023年第42週(10月16日~10月22日)
●インフルエンザ
全県で罹患数2,833、定点当たり20.38の患者発生があり、前週の13.68から増加した。
定点当たりは、東部地区で18.78、中部地区で9.86、西部地区で31.49の発生があった。
西部地区は、警報レベルの開始基準値30を超えた。
●新型コロナ
全県で罹患数478、定点当たり3.44の患者発生があり、前週の4.24から減少した。
定点当たり東部地区で4.06、中部地区で2.81、西部地区で 3.34の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数219、定点当たり2.46の患者発生があり、前週の2.18から増加した。
定点当たり東部地区で2.47、中部地区で2.37、西部地区で2.53の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数125、定点当たり1.4の患者発生があり、前週の1.19から増加した。
定点当たり東部地区で1.69、中部地区で1.33、西部地区で1.17の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数139、定点当たり1.56の患者発生があり、前週の1.18から増加した。
定点当たり東部地区で1.69、中部地区で1.07、西部地区で1.87の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数44、定点当たり0.49の患者発生があり、前週の0.52から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.72、中部地区で0.07、西部地区で0.63の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は16.41で前週の11.07から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は16から24に、注意報レベルの保健所を有する都道府県は38から42に増加した。
・静岡県において第42週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (20.38) 、2)新型コロナ (3.44)、3)感染性胃腸炎 (2.46)、4)咽頭結膜熱 (1.56)、5)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.4)、6)手足口病(0.49)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年10月27日更新)