2020年第21週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年05月29日

今週の注目感染症  2020年第21週(5月18日~5月24日)
新型コロナウイルス感染症の報告が1件(2020 年計 73 件)ありました。

●インフルエンザ
全県での罹患数2、定点当たり0.01で前週より増加。
患者の発生は東部地区のみで定点当たり0.04の発生であった。
20週と変化なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数99、定点当たり1.11の患者発生あり。
東部地区で定点当たり1.16、中部地区で定点当たり0.67、西部地区で定点当たり1.47の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数39、定点当たり0.44で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.81、中部地区で定点当たり0.41、西部地区で定点当たり0.07の患者発生あり。
東部及び中部地区で患者増加。

●手足口病
全県で罹患数6、定点当たり0.07で前週より増加。
東部地区で定点あたり0.03、中部地区で定点当たり0.04、西部地で定点当たり0.13の患者発生あり。

・中部地区で1名の麻しん発生あり。風疹は全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.13、中部地区で0.04, 西部地区で0.1の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.06、西部地区で0.03の患者発生あり。中部地区では患者発生なし。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.06、中部では0.04の、西部地区では0.07の患者発生あり。
・RSウイルス感染症は、全地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、全地区で患者発生なし。
・マイコプラズマ肺炎は、東部地区及び中部地区で患者発生なし。西部地区で定点当たり0.33の患者発生あり。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年5月28日更新)