2020年第18週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年05月08日

今週の注目感染症  2020年第18週(4月27日~5月3日)
新型コロナウイルス感染症が 10 件(2020 年計 73 件)報告されました。

●インフルエンザ
全県で罹患数2、定点当たり0.01で前週と変わらず。
東部地区で定点あたり0.04の患者発生あり。
中部及び西部地区は発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数85、定点当たり0.96で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.81、中部地区で定点当たり1.04、西部地区で定点当たり1.03の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数53、定点当たり0.6で前週より増加。
東部地区で定点当たり1.09、中部地区で定点当たり0.41、西部地区で定点当たり0.23の患者発生あり。
東部地区での患者が増加。

●手足口病
全県で罹患数1、定点当たり0.01で前週より微増。
中部地区で定点当たり0.04、東部地区及び西部地区では発生なし。


・風しん,麻しんは全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.16、中部地区で0.11、西部地区で0.20の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.19、中部地区で0.37、西部地区で0.07の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.19、中部では0.04、西部地区で0.1の患者発生あり。
・RSウイルス感染症は、定点当たり東部地区で0.19、中部では0.04、西部地区で0.1の患者発生あり。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区及び中部地区では患者の発生なし、西部地区で0.29の患者発生あり。
・マイコプラズマ肺炎は、東部及び中部地区での定点当たりの患者発生なし。西部地区で定点当たり0.03の患者発生あり。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年5月11日更新)