2023年第44週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年11月10日
今週の注目感染症
2023年第44週(10月30日~11月5日)
●インフルエンザ
全県で罹患数3,239、定点当たり23.3の患者発生があり、前週の22.64から増加した。
定点当たりは、東部地区で23.0、中部地区で13.71、西部地区で32.19の発生があった。
西部地区は、前々週から警報レベルの開始基準値30を超えている状況。
●新型コロナ
全県で罹患数297、定点当たり2.14の患者発生があり、前週の2.73から減少した。
定点当たり東部地区で3.62、中部地区で1.31、西部地区で 1.3の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数226、定点当たり2.54の患者発生があり、前週の2.64から減少した。
定点当たり東部地区で1.94、中部地区で2.67、西部地区で3.07の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数190、定点当たり2.13の患者発生があり、前週の1.92から増加した。
定点当たり東部地区で2.5、中部地区で2.0、西部地区で1.87の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数95、定点当たり1.07の患者発生があり、前週の1.11から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で1.0、中部地区で1.0、西部地区で1.2の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数29、定点当たり0.33の患者発生があり、前週の0.43から減少した。
定点当たり東部地区で0.47、中部地区で0.07、西部地区で0.4の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は21.13で前週の19.68から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は31から38に、注意報レベルの保健所を有する都道府県は43から47に増加した。
・静岡県において第44週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (23.3) 、2)感染性胃腸炎 (2.54)、3)新型コロナ (2.14)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.13)、5)咽頭結膜熱 (1.07)、6)流行性角結膜炎(0.59)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年11月10日更新)