2022年第18週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、RSウイルス~
2022年05月13日
今週の注目感染症
2022年第18週(5月2日~5月8日)
●インフルエンザ
県下全地区で患者発生の届出なし、7週連続。
2021-2022シーズンは終息が示唆、2020-2021シーズン同様、大きな流行なしに終息を迎えている。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数205、定点当たりの2.30の患者発生あり、前週より減少。
中部地区のみ微増。
病因物質の入れ替わりの可能性が示唆される。
東部地区で定点当たり1.78、中部地区で定点当たり3.07、西部地区で定点当たり2.17の患者発生あり。
●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数14、定点当たり0.16の患者発生あり、全県では前週から増加しているが、地区では西部地区のみが増加、東部及び中部地区は減少。
東部地区で定点当たり0.03、中部地区で定点当たり0.11、西部地区で0.33の患者発生あり。
●RSウイルス
全県で罹患数16、定点当たり0.18の患者発生あり。
全県では前週より減少、西部地区で増加、東部地区では減少。
東部地区で定点当たり0.44、西部地区で定点当たり0.07の患者発生あり、中部地区での患者発生報告はなし。
・風疹、麻しんとも全県で発生なし。
・手足口病は、定点当たり東部地区で0.06、西部地区で0.20の患者発生あり、中部地区での患者発生はなし。
東部地区で増加、西部地区で減少。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.07、西部地区で0.13の患者発生あり。
県全体では発生増加、東部及び西部地区で増加、中部地区は横ばい。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年5月13日更新)