2023年第19週
~COVID-19
(新型コロナウイルス感染症)、
インフルエンザ、感染性胃腸炎、
RSウイルス感染症、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~
2023年05月19日
今週の注目感染症
2023年第19週(5月8日~5月14日)
●COVID-19(新型コロナウイルス感染症)
第19週からCOVID-19の届出基準が、全数把握から定点把握の五類感染症となった。
全県で罹患数290、定点当たり2.09の患者発生があった。
定点当たりは、東部地区で2.78、中部地区で1.50、西部地区で1.87の発生があった。
●インフルエンザ
全県で罹患数129、定点当たり0.93の患者発生があり、県全体では減少した。
定点当たりは、東部地区で0.66、中部地区で0.83、西部地区で1.30の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数408 、定点当たり4.58の患者発生があり、前週の2.76から増加した。
定点当たり東部地区で4.22、中部地区で3.22、西部地区で6.20の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数46、定点当たり0.52の患者発生があり、前週の0.70から減少した。
定点当たり東部地区で0.47、中部地区で0.11、西部地区で 0.93の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数41、定点当たり0.46の患者発生があった。
定点当たり東部地区で0.56、中部地区で0.48、西部地区で 0.33の患者が発生した。
・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.36で前週の1.70から減少した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は4に減少した。
・静岡県において第19週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(4.58)、2)COVID-19 (2.09)、3)インフルエンザ(0.93)、4)RSウイルス感染症 (0.52)、5)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.46)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年5月19日更新)