2022年第17週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、RSウイルス~
2022年05月06日
今週の注目感染症
2022年第17週(4月25日~5月1日)
●インフルエンザ
県下全地区で患者発生の届出なし、6週連続。
2021-2022シーズンはほぼ終息したと示唆される。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数271、定点当たりの3.04の患者発生あり、前週より減少。
西部地区で顕著に減少、中部地区のみ微増。
東部及び中部地区で定点当たり2.59、西部地区で定点当たり3.93の患者発生あり。
●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数9、定点当たり0.10の患者発生あり、全県では前週から増加。
東部地区で定点当たり0.09、中部地区で定点当たり0.19、西部地区で0.03の患者発生あり。
東部地区のみ増加、中部及び西部地区は横ばい。
●RSウイルス
全県で罹患数23、定点当たり0.26の患者発生あり。
発生は東部地区のみで定点当たり0.72の患者発生あり、中部及び西部地区での患者発生報告はなし。
・風疹、麻しんとも全県で発生なし。
・手足口病は、定点当たり中部地区で0.11、西部地区で0.20の患者発生あり。
東部地区での患者発生はなし。
中部地区では増加、東部及び西部地区では減少。
・咽頭結膜熱は、定点当たり中部地区で0.07、西部地区で0.03の患者発生あり。
東部地区での患者発生はなし。
県全体での発生は横ばい、中部地区で増加、東部及び西部地区では減少。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年5月9日更新)