気を付けて!子どもの熱中症
子どもたちの熱中症が気になる季節になりましたね。
6月は、じっとりとした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する時期です。
高い湿度により汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなっています。
まだまだ体が暑さに慣れていないこの季節、体温調節をする準備が不十分なため、特に注意が必要です。
以下を参考に、子どもたちの体調を気にかけてください。
【子どもの熱中症の予防】
①こまめに水分補給をさせましょう
本人が「喉が渇いた」と思ったときには、かなり水分が不足している状態です。
喉が渇く前に時間やタイミングを決めて、こまめに少しずつ水分補給させましょう。
電解質などが含まれたイオン飲料や麦茶がおススメです。
※スポーツドリンクは糖分が多く含まれています。飲みすぎには注意が必要です。
②気温と体温に合わせて衣類を調節しましょう
涼しく、通気性の良い服を着せるようにし、暑さに応じて着脱できるものがおススメです。
また、外出時には帽子をかぶりましょう。
(首の後ろまで日差しを避けられるものがおススメ)
③こまめに日陰・屋内で休憩しましょう
子どもは地面に近く、大人よりも太陽の照り返しによる影響を受けます。こまめに日陰や涼しい屋内で休息をとりましょう。
④子どもの異変に敏感になりましょう
顔が赤い、ひどく汗をかいている、おしっこが出ていないなど、普段と変わりがないか、子どもの状態に気を配りましょう。
⑤クーラーを適切に使用しましょう
暑い時は無理せず、扇風機やクーラーを使用しましょう。
ただし、いつもクーラーの効いた部屋にいて汗をかかずにいると、暑さに弱くなります。
適度に運動させ、暑さに強い身体をつくるのも大切です。
⑥ベビーカーは、日向に長時間置かない
日除けがあるから、ちょっとだけだから...と油断してはいけません。
前述したように、照り返しなどの影響を受けやすいため、少しの油断が危険です。
そのほか、市のホームページや環境省の熱中症予防情報サイトなど、熱中症について詳しく情報が掲載されていますので、ぜひ併せてご覧ください。
伊豆の国市HP(熱中症予防)
環境省熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)
私が働く保育園では天候や気温だけでなく、湿度にも気にかけて保育しています。
感覚で大丈夫そうかな?と思っても目安にしてある熱中症計などが鳴る事もあるので、熱中症計や熱中症警戒アラートの暑さ指数を参考に野外での活動を考えています。
ぜひ暑さ指数など参考にチェックしてみて下さい。
そして一番心がけて欲しいのは、「子どもたちは自分では予防できない」という事。
楽しくて、つい遊びに夢中になってしまうと、体に異変が起きても気がつきません。
周囲の大人が意識的に休憩させる、帽子をかぶせる、水分をとらせるなどしてあげてくださいね♪