母子家庭のお母さん、父子家庭のお父さんが、就職のために必要な能力開発を行う指定教育訓練講座を受講する場合、受講費用の一部を支給する制度がある事をご存知でしょうか。
それが母子家庭等自立支援教育訓練給付金です。

この制度では、厚生労働省が定める指定の教育訓練講座（約16000講座）の受講費用の60%に相当する額を援助してもらえます。

◆対象講座
・一般教育訓練講座（上限20万円）
・特定一般教育訓練講座（上限20万円）
・専門実践教育訓練講座（年間上限40万円、最大4年間）



詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
教育訓練給付制度厚生労働省指定教育訓練講座

◆条件／
①母子・父子自立支援プログラムの策定等の支援を受けていること。
※ひとり親サポートセンター「ぼしず@ほーむ」や、伊豆の国市役所のこども家庭センターで、就職の目標や意思などを相談の上、自立支援プログラムを策定することです。
②教育訓練を受けることが適職に就くために必要であると認められること。
※事前に講座の指定を受けることが必要です。
必ず電話予約の上、市役所のこども家庭センターに相談してください。



ひとり親家庭のお母さん・お父さんが、就職に有利で、生活の安定につながる資格を取得するため、専門学校等で修業する場合も支給を受けることができます。
それが高等職業訓練促進給付金です。
住民税非課税世帯には月額10万円、住民税課税世帯には月額7万500円、上限4年間支給されます。

◆対象資格／
看護師、准看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士
歯科衛生士、美容師、社会福祉士、製菓衛生師、調理師
シスコシステムズ認定資格、LPI認定資格
雇用保険制度の一般教育訓練給付の指定講座（情報関係に限る）を受講により取得できる資格、その他市長が必要と認めるもの

※必ず修業開始前に相談が必要です。
電話予約の上、こども家庭センターで相談してください。



取材して、こども家庭センターの職員の方が丁寧に説明してくださいました。
頑張っているひとり親家庭のお母さん、お父さん、給付金について知らずに損をすることのないよう、市役所のこども家庭センターに相談してみてください。



詳しくはこちら母子家庭等対策総合支援事業
◆問合せ／こども家庭センター 0558-76-8008