伊豆の国市郷土資料館の
「ミニはにわ作り体験」に行ってきました!

みなさんは、伊豆の国市郷土資料館に見学に行ったことはありますか?

郷土資料館は、伊豆の国市に関係する資料を展示している施設です。
伊豆の国市立中央図書館の2階にあり、市内の遺跡から出土した土器や石器、寄贈された民具などが展示されています。

こちらでは、見ごたえのある展示だけではなく、とっても珍しくて素敵な夏休みのワークショップが毎年行われていることをご存知でしょうか?

今年開催された内容は「勾玉づくり体験」「ミニはにわ作り体験」「網代編み体験」です。

今回はこどもたちと「ミニはにわ作り体験」に参加してきました。
午前と午後の部があるので、今回は午後の部にしました。
会場の案内掲示板にはかわいいはにわのイラストがお出迎えをしてくれます。
こどもたちはこのはにわのイラストに心奪われて、「このイラストのはにわを作る!」と意気込んで会場に入っていきました。



午後の部は参加者が5組いらっしゃいました。
保護者同伴なら未就学児の参加も可能ということでしたが、今回は小学生と保護者で参加している方々でした。

他にも後方に「文化財展示施設開館に向けたカウントダウン講座」の参加者の方々が見学に来ていました。
「ミニはにわ作り」の見学後に、皆さんも別場所で「ミニはにわ作り」を行うと仰っていました。



前方のテーブルには、先生が作成した「ミニはにわ」のサンプルや持ち帰り用のかわいい色味のかごが並べられています。
小さいのにすごく表情豊かな「ミニはにわ」たち。







開始時間になり、講師の先生が「はにわ」や伊豆の国市内の古墳について説明をしてくださいました。
伊豆の国市内に古墳が数か所もあることを知らなかったので驚きました。



そして早速各テーブルに置かれている道具を使って粘土でミニはにわを作っていきます。

私とこどもたちは、先ほどの案内板に描かれたはにわのイラストをもとに粘土をこねていきます。
すると講師の先生が「あれはハニラッタという名前があるんだよ。郷土資料館にもあるから見ておいで」と教えていただいたので、作り始める前に見に行きました。
郷土資料館には「ハニラッタ」と「ハニワマン」のマスコットが!
そして、「ハニラッタ」のもとになったはにわが展示されていました。





急いで戻り、親子で「ハニラッタ」を作っていきます。
あごのちょこっと出ている部分はひげで、実際には顔しか出土されていないので、胴体部分のイラストはイメージだと教えてもらいました。




「ハニラッタ」を作った後は残った粘土で他の「ミニはにわ」を作っていきます。
他の参加者の方は、馬や動物を作っている方もいらっしゃいました。

1時間くらいで完成する方が増えてきたので、先生がこの後の自宅でのはにわのオーブンでの焼き方を説明し、はにわの持ち帰りに使う手作りのかわいいかごを配ってくださいました。
完成した方はここで解散です。

そのあと、郷土資料館を見学してきました。
土器や昔の道具類、企画展の酒蔵の道具なども展示してあり、こどもたちは興味津々でした。
入り口にあるクイズに答えるとしおりも貰えました。
もちろん「ハニラッタ」と「ハニワマン」のイラストのしおりを選びました。
お土産も貰えてとても喜んでいました。

わたしは郷土資料館の中に入るのは今回が初めてでしたが、2025年春には新しい文化財展示施設も開館するとのことなので、今後がとても楽しみですね。



自宅に戻り、160度のオーブンで、30分焼きました。
高温だと割れる可能性があると伺ったので、温度に気を付けて焼いたので割れることはありませんでした。



私たちの完成作品はこちらです!





個性豊かな「ハニラッタ」が完成しました。

今後も講座が開かれる時は、ぜひ親子で参加してみてくださいね。
とても楽しい夏の工作体験になるのでお勧めです。

◆イベント名/伊豆の国市郷土資料館「ミニはにわ作り体験」

◆問合せ/伊豆の国市郷土資料館0558-76-5678
※郷土資料館は2025年9月1日から休館し、2026年春にできる新施設へ移転します。



小学生のこどもたちと参加しました。
はにわのサイズやデザインも各々好きに考えて作り上げるということがとても楽しかったそうです。
道具もすべて用意してあり、手ぶらで参加できるうえに、完成した方から解散という時間設定もすごく参加しやすかったです。
未就学児でも粘土を自由にこねて作る作業はとても楽しめると思います。
ご興味のある方は、ぜひ、次回開催時に参加してみてはいかがでしょうか?