中央図書館
「夏休み植物教室ドクダミのひみつを探そう!」に行ってきました!
こどもたちの夏休みの自由研究を兼ねて、伊豆の国市立図書館で開催された「夏休み植物教室 ドクダミのひみつを探そう!」に家族で参加してきました。
会場には約30名が集まり、親子連れはもちろん大人だけで参加している方々の姿もありました。
植物に興味を持つ参加者で開始前から賑わい、和やかな雰囲気の中で教室がスタートしました。

講師は「雑草の生きかた研究家」の稲垣まいさん。
雑草を観察し、その魅力や生き方を伝える活動や執筆などを行っています。
最初に先生が話してくださったのは、とても印象に残る言葉でした。
「雑草という植物はありません。道端に生えている草にも、それぞれの生き方があります。今日からぜひ雑草をよく観察してみてください。」
普段何気なく見過ごしている植物にも、一つひとつ個性があり、生きる工夫があることを教えていただきました。
今回のテーマは「ドクダミのひみつ」。
ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草で、葉をちぎると独特の香りがする植物です。
白い花びらに見える部分の実は「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれる葉の一種で、地下には地下茎を伸ばして増えていくことも学びました。
先生は「雑草」と呼ばれる理由についても説明してくださいました。
「人が『ここには生えてほしくない』『いらない』と思う植物を雑草と呼んでいるだけ。『雑』という字には、いろいろなものという意味があります。」
参加者は実際に配られたドクダミを手に取り、葉の形を観察したり、香りを確かめたりしました。
「くさい!」
「湿ったところによく生えているよね。」
そんな声もあがりましたが、ドクダミという名前とは違い毒はなく、昔から薬草として利用されてきたことも紹介されました。
抗菌・殺菌作用があり、漢方の「十薬」として使われたり、ドクダミ茶や爽健美茶にも利用されたりしているそうです。

続いては屋外へ。
「土の中のひみつを探そう!」をテーマに、スコップを使ってできるだけ深くドクダミを掘り起こします。
こどもも大人も夢中になり、「もっと深くある!」「まだつながってる!」と歓声を上げながら一生懸命掘っていました。
掘り出したドクダミを見ると、地上の茎は緑色、土の中の茎は白く、さらに細い白い根が伸びています。
地下茎が途中で切れると、そこからまた増えてしまうことも実物を見ながら学びました。
採取したドクダミは水洗いをした後、教室へ戻って実験の続きです。
最後は「ドクダミチンキ」作り。
よく洗ってしっかり乾燥させたドクダミを瓶に詰め、ホワイトリカーをひたひたになるまで注ぎます。
水分が残るとカビの原因になるため、よく乾かすことが大切とのこと。
完成までには2〜4週間ほどかかり、虫よけや虫刺されなどに利用できるそうです。
ただし、アルコールに弱い方は使用できるか確認し、完成後は早めに使い切ることも教えていただきました。

また、同じ方法でミントのチンキも作れるそうで、身近な植物の活用法を知る貴重な機会となりました。
教室の最後には稲垣まい先生と記念撮影。
身近すぎて見過ごしていたドクダミでしたが、その生きる工夫や人との関わりを知ることで、道端の景色が少し違って見えるようになりました。
こどもたちも大人も楽しみながら学ぶことができ、完成したドクダミチンキを使う日が今から待ち遠しいです。
夏休みの自由研究にもぴったりな、学びと発見が詰まった植物教室でした。
またぜひ参加したいと思います。
※2026年8月5日現在
◆ところ/中央図書館(本館) 伊豆の国市三福253-1
◆問合せ/中央図書館 0558-76-5566
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