「どんど焼き」に参加してきました(①準備編)



地域によって特徴のあるいろいろな年中行事が、昔から行われてきました。
しかし、コロナ禍によって行事が縮小されたり、無くなってしまうこともあったため、次の世代への伝承が懸念されています。

伊豆の国市でも地域で行われる行事がたくさんあり、中でも、子どもが関わる行事をご紹介したいと思います。

「どんど焼き」
1月の初旬に、お正月のお飾りや神社のおふだなどを燃やす行事です。

まずは「おんび立て」と呼ばれる準備の様子から。
お正月明けの最初の土曜日の朝に、子どもたちは近所の家をまわってお正月飾りなどを集めます。
そしてそれを広場に集めて、地域の大人たちと一緒に「おんび」を立てる作業をします。

①竹取り
「おんび」の中心に立てる大きな竹を、大人と一緒に取りにいきます。
以前は小学生男子の役目でしたが、最近では女の子も行きます。


②吹流し、輪飾り
子どもたちで、竹に飾る「吹流し」や「輪飾り」を作り、それを竹の高いところに飾り付けます。


③みんなで協力して竹を立て、燃やす物を積み上げて「おんび」を完成させます。




お昼前くらいに完成し、子ども会で用意したお昼ごはんが配られて解散。(以前はみんなで食べてから解散でしたが)

このように伊豆の国市では、どんど焼きの準備の段階から子どもたちが活躍する地域があります。
小さな子もお母さんと一緒に輪飾りを作ったりして、できることを手伝います。
子どもたちが地域の大人と協力して頑張る作業なので、とても良い経験になりますし、子どもたちにとっても、とても楽しい活動のようです。

※伊豆の国市田原野地区の様子



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