2020年第20週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年05月22日

今週の注目感染症  2020年第20週(5月11日~5月17日)
新型コロナウイルス感染症の報告はありませんでした。

●インフルエンザ
全県での罹患数2、定点当たり0.01で前週より増加。
患者の発生は東部地区のみで定点当たり0.04の発生であった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数109、定点当たり1.22で前週より増加。
東部地区で定点当たり1.16、中部地区で定点当たり0.96、西部地区で定点当たり1.53の患者発生あり。
全地区で増加した。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数25、定点当たり0.28で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.25、中部地区で定点当たり0.41、西部地区で定点当たり0.20の患者発生あり。
中部及び西部地区で患者増加。

●手足口病
全県で罹患数13、定点当たり0.15で前週より増加。
東部地区で定点あたり0.0、中部地区で定点当たり0.07、西部地で定点当たり0.37の患者発生あり。


・風しん,麻しんは全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.09、中部及び西部地区では患者発生なし。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.16、中部地区で0.04,西部地区で0.13の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.06、中部では0.15の患者発生あり。西部地区では患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、全地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、西部地区のみ定点当たり0.14の患者発生あり。
・マイコプラズマ肺炎は、東部地区で定点当たり0.25、西部地区で定点当たり0.33の患者発生あり。中部地区での患者発生はなし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年5月21日更新)