2020年第30週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年07月31日

今週の注目感染症  2020年第30週(7月20日~7月26日)
新型コロナウイルス感染症が3例報告ありました(2020 年計 105 件)。

●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は23週から連続発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数151、定点当たり1.70の患者発生があり、前週より減少。
東部地区で定点当たり1.34、中部地区で定点当たり2.15、西部地区で定点当たり1.67の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数48、定点当たり0.54で前週より減少。
東部地区で定点当たり1.00、中部地区で定点当たり0.30、西部地区で定点当たり0.27の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数7、定点当たり0.08で前週より減少。
中部地区で定点当たり0.04、西部地区で0.20の患者発生あり。
東部地区での患者発生はなし。

・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.15、西部地区で0.07の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.16、中部地区で0.04、西部地区で0.13の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり中部地区で0.04、西部地区で0.03の患者発生あり。
東部地区では患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、全県で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区で0.14、西部地区で0.29の患者発生あり。
中部地区での患者発生なし。
・マイコプラズマ肺炎は、定点当たり患者発生は西部地区での0.67のみ。
東部及び中部地区での患者発生はなし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年7月31日更新)