今週の注目感染症　 ２０２０年第２３週（６月１日～６月７日）
新型コロナウイルス感染症の報告はありませんでした（2020 年計 75 件）。

●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数160、定点当たり1.80の患者発生があり、前週より増加。
東部地区で定点当たり1.84、中部地区で定点当たり1.63、西部地区で定点当たり1.90の患者発生あり。
すべての地区で前週より増加。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数48、定点当たり0.54で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.69、中部地区で定点当たり0.48、西部地区で定点当たり0.43の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数13、定点当たり0.15で前週より増加。
東部地区で定点あたり0.19、西部地で定点当たり0.23の患者発生あり。
中部地区での発生はなし。


・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.06、 中部地区で0.04、西部地区で0.13の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.11、西部地区で0.03患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.09、西部地区で0.03の患者発生あり。
　中部地区での患者発生はなし。
・RSウイルス感染症は、全地区で患者発生なし。
　19週から 5週連続して患者の発生はない。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区で0.14の患者発生あり。
　中部地区及び西部地区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、定点当たり西部地区で1.0の患者発生あり。
　東部及び中部地区での患者発生なし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
（令和2年6月11日更新）