2020年第28週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年07月17日

今週の注目感染症  2020年第28週(7月6日~7月12日)
新型コロナウイルス感染症が5例報告ありました(2020 年計 87 件)。


●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は23週から連続発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数207、定点当たり2.33の患者発生があり、前週より増加。
東部地区で定点当たり2.38、中部地区で定点当たり2.15、西部地区で定点当たり2.43の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数62、定点当たり0.70で前週より増加。
東部地区で定点当たり1.00、中部地区で定点当たり0.59、西部地区で定点当たり0.47の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数7、定点当たり0.08で前週より微増。
東部地区で0.13、中部地区で0.07、西部地で定点当たり0.03の患者発生あり。

・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.11、西部地区で0.10の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.19、中部地区で0.04、西部地区で0.03の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、県下全ての地区で患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、県下全ての地区で患者発生なし。
19週から継続して患者発生はない。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区で0.29、西部地区で0.71の患者発生あり。
中部区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、県下全ての地区で患者発生なし。
4週連続で患者発生はない。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年7月16日更新)