2020年第42週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年10月23日

今週の注目感染症  2020年第42週(10月12日~10月18日)

●インフルエンザ
全県での罹患数1、定点当たり0.01の患者発生あり。
23週から21週連続して発生がなかったが2020年シーズン初めての患者発生となった。
患者は東部地区で定点当たり0.02の発生のみ。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数143、定点当たり1.61の患者発生あり、前週から減少。
東部地区で定点当たり1.66、中部地区で定点当たり1.44、西部地区で定点当たり1.70の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数52、定点当たり0.58で前週より増加。
東部地区で定点当たり0.88、中部地区で定点当たり0.52、西部地区で定点当たり0.33の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数2、定点当たり0.02で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.03、西部地区で0.03の患者発生あり。
中部地区での患者発生はなし。


・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.22、中部地区で0.07、西部地区0.07の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、、定点当たり中部地区で0.07、西部地区で0.13の患者発生あり。
東部地区での患者発生はなし。
・伝染性紅斑は、全県全地区での患者の発生なし。
・RSウイルス感染症は、全県全地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり中部地区で0.63、西部地区で0.29の患者発生あり。
東部地区での患者発生なし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年10月22日更新)