2020年第33週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年08月21日

今週の注目感染症  2020年第33週(8月10日~8月16日)
新型コロナウイルス感染症が4例報告ありました(2020 年計 164 件)。

●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は23週から連続発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数96、定点当たり1.08の患者発生あり、前週から減少。
東部地区で定点当たり1.09、中部地区で定点当たり0.96、西部地区で定点当たり1.17 の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数22、定点当たり0.25で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.44、中部地区で定点当たり0.15、西部地区で定点当たり0.13の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数7、定点当たり0.08で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.06、中部地区で0.07、西部地区で0.10の患者発生あり。

・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.08、西部地区で0.03の患者発生あり。
中部地区では患者発生なし。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.13、西部地区で0.03の患者発生あり。
中部地区での患者発生はなし。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.03、西部地区で0.07の患者発生あり。
中部地区では患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、全県全地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区で0.14、中部地区で0.25の患者発生あり。
西部地区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、定点当たり西部地区で0.33の患者発生あり。
東部及び中部地区での患者発生はなし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年8月20日更新)