2020年第32週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年08月14日

今週の注目感染症  2020年第32週(8月3日~8月9日)
新型コロナウイルス感染症が 15 例報告ありました(2020 年計 158 件)。

●インフルエンザ
全県での罹患数0、県下全ての地区で患者の発生が認められなかった。
患者は23週から連続発生なし。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数178、定点当たり2.00の患者発生あり、前週からほぼ横ばい。
東部地区で定点当たり2.13、中部地区で定点当たり1.37、西部地区で定点当たり2.43 の患者発生あり。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数30、定点当たり0.34で前週より微減。
東部地区で定点当たり0.53、中部地区で定点当たり0.33、西部地区で定点当たり0.13の患者発生あり。

●手足口病
全県で罹患数11、定点当たり0.12で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.19、西部地区で0.17の患者発生あり。
中部地区での患者発生はなし。

・麻しん、風疹ともに全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.03中部地区で0.07、西部地区で0.17の患者発生あり
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.13、中部地区で0.07、西部地区で0.17の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.03、西部地区で0.03の患者発生あり。
中部地区では患者発生なし。
・RSウイルス感染症は、全県全地区で患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり中部地区で0.13、西部地区で0.14の患者発生あり。
東部地区での患者発生はなし。
・マイコプラズマ肺炎は、県下全地区で患者発生はなし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年8月13日更新)