2020年第16週 ~インフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌、手足口病~

2020年04月24日

今週の注目感染症  2020年第16週(4月13日~4月19日)
新型コロナウイルス感染症が 11 件(2020 年計 51 件)報告されました。

●インフルエンザ
全県で罹患数、定点当たりともに0。
2019-2020シーズンのインフルエンザは終息に向かったと思われる。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数113、定点当たり127で前週より微減。
東部地区で定点当たり1.22、中部地区で定点当たり1.15、西部地区で定点当たり1.43の患者発生あり。
全地区で前週より減少した。

●A群溶血性レンサ球菌
全県で罹患数53、定点当たり0.60で前週より減少。
東部地区で定点当たり0.94、中部地区で定点当たり0.67、西部地区で定点当たり0.17の患者発生あり。
東部及び西部地区で前週より減少した。

●手足口病
全県で罹患数3、定点当たり0.03で前週より増加。
東部地区で定点当たり 0.00、中部地区で定点当たり 0.04、西部地区で定点当たり 0.07の患者発生あり。
2020年シーズンの発生開始。


・風しん,麻しんは全県で発生なし。
・水痘は、定点当たり東部地区で0.19、中部地区で0.22、西部地区で0.20の患者発生あり。
・咽頭結膜熱は、定点当たり東部地区で0.09、中部地区で0、西部地区で0.07の患者発生あり。
・伝染性紅斑は、定点当たり東部地区で0.06、中部地区で0.15、西部地区で0.00の患者発生あり。
・RSウイルス感染症は、定点当たり東部地区で0.09、中部地区で0.04の患者発生あり。西部地区では患者発生なし。
・流行性角結膜炎は、定点当たり東部地区及び中部地区では患者の発生なし、西部地区で0.29の患者発生あり。
・マイコプラズマ肺炎は、定点当たり東部地区で0.50の患者発生あり、中部及び西部地区では患者発生なし。


【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和2年4月24日更新)