2023年第46週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱、手足口病~
2023年11月24日
今週の注目感染症
2023年第46週(11月13日~11月19日)
●インフルエンザ
全県で罹患数3,055、定点当たり21.98の患者発生があり、前週の18.12から増加した。
定点当たりは、東部地区で30.42、中部地区で15.05、西部地区で19.19の発生があった。
東部地区は、警報レベルの開始基準値30を超えた。
●新型コロナ
全県で罹患数222、定点当たり1.6の患者発生があり、前週の1.6と同じであった。
定点当たり東部地区で2.44、中部地区で1.45、西部地区で 0.83の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数339、定点当たり3.81の患者発生があり、前週の3.18から増加した。
定点当たり東部地区で4.69、中部地区で2.81、西部地区で3.77の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数249、定点当たり2.8の患者発生があり、前週の2.85から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で2.97、中部地区で2.15、西部地区で3.2の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数153、定点当たり1.72の患者発生があり、前週の1.74から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で1.13、中部地区で2.41、西部地区で1.73の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数31、定点当たり0.35の患者発生があり、前週の0.3から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で0.75、中部地区で0、西部地区で0.23の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は21.66で前週の17.35から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は37から42に増加、注意報レベルの保健所を有する都道府県は46のままで推移した。
・静岡県において第46週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (21.98) 、2)感染性胃腸炎 (3.81)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.8)、4)咽頭結膜熱 (1.72)、5)新型コロナ (1.6)、6)流行性角結膜炎(0.45)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年11月24日更新)