2024年第10週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱~
2024年03月15日
今週の注目感染症
2024年第10週(3月4日~3月10日)
●インフルエンザ
全県で罹患数1,663、定点当たり11.96の患者発生があり、前週の8.47から増加した。
定点当たりは、東部地区で15.74、中部地区で8.07、西部地区で11.43の発生があった。
●新型コロナ
全県で罹患数885、定点当たり6.37の患者発生があり、前週の7.42から減少した。
定点当たり東部地区で8.24、中部地区で5.69、西部地区で 4.98の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数480、定点当たり5.39の患者発生があり、前週の4.47から増加した。
定点当たり東部地区で5.41、中部地区で4.63、西部地区で6.07の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数369、定点当たり4.15の患者発生があり、前週の3.75から増加した。
定点当たり東部地区で6、中部地区で2.7、西部地区で3.47の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数85、定点当たり0.96の患者発生があり、前週の0.85から増加した。
定点当たり東部地区で1.75、中部地区で0.48、西部地区で0.53の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は16.14で前週の13.96から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は39から42に増加、注意報レベルの保健所を有する都道府県も39から43に増加した。
・静岡県において第10週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1) インフルエンザ (11.96)、2) 新型コロナ (6.37)、3)感染性胃腸炎 (5.39)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.15)、5)咽頭結膜熱 (0.96)、6)マイコプラズマ肺炎(0.3)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年3月15日更新)