伊豆の国市予防接種情報提供サービス

子どもの食事と栄養

おっぱいを飲ませること
 お母さんの身体は赤ちゃんが生まれると、母乳を出すためのホルモンがたくさん分泌されます。赤ちゃんも誰に教わらなくても、ちゃんとお母さんのおっぱいを求めてきます。
 母乳は赤ちゃんにとって理想の栄養源。こんな良さがあります。
○お母さんからの免疫物質がたくさん入っている。
○ちょうどいい温度で道具も準備も消毒の必要なし。
○どこでも手軽に飲ませることができる。
 なにより母乳を飲ませることは、お母さんと赤ちゃんのスキンシップの時間なのです。

できるだけ母乳の出を良くするためには
 お母さんの体の休息と栄養が大切です。
 赤ちゃんと一緒にお昼寝したり、家族に協力してもらい休息を十分に取りましょう。あせらずのんびりとリラックスして吸わせましょう。最初は赤ちゃんの吸いつきも、お母さんの吸わせ方も下手ですが、だんだんコツがつかめてくるので、すぐにあきらめず吸わせてみましょう。吸ってもらうことで、母乳の分泌も増えてきます。
 母乳栄養というと、どうしてもきちんと飲んで欲しかったり、量が足りているか気になってしまいます。でも、大切なのは、たくさんの量を飲ませることではありません。いっぱい飲んでほしいからといって、無理やりおっぱいを含ませたり、あせった気持ちで抱っこしたり、飲ませる量にこだわらず、飲ませる時間にこだわってみましょう。「飲めるだけ飲んでもらおう」ってそんな気持ちでいいのです。足りなかったらミルクが充分応援してくれますよ。

おっぱいのトラブルどうしたらいいの?
 こんな症状がみられたら、自分勝手に処置しないで、出来るだけ早く受診したり電話で相談して、適切な処置を教えてもらいましょう。
○おっぱいが張って飲ませても取れない。
○おっぱいの一部が硬く赤くなって痛い。
○乳首が切れて痛い。
受診や相談は、出産した産婦人科・近くの産婦人科または外科・開業助産師へ

母乳不足の見分け方
 どんな時にミルクを足したらいいのか、そのサインを知っておくと安心です。
①赤ちゃんが30分以上乳首を離さない。
②おっぱいを飲ませる間隔が短く授乳回数が多い。(1~2時間以内で次の授乳になる)
③ぐっすり眠ることがなくて、いつもぐずぐず不機嫌な様子。
④体重増加が不十分。産後の健診等でチェックしてもらいましょう。

ミルクの足し方
 まずは、母乳を飲ませてからミルクを足しましょう。ほ乳瓶や乳首はよく洗って煮沸消毒したり、市販の消毒薬で消毒します。消毒は生後3か月くらいまで続けましょう。

離乳食って何?
 赤ちゃんも生後5か月を迎える頃から、母乳やミルクの栄養だけでは足りなくなってきます。丈夫な体を作るためには、色々な食べ物から必要な栄養を取っていかなければなりません。
 離乳食は、今まではおっぱいの味しか知らなかった赤ちゃんが大人が食べているような食事に移っていくための食事の練習。おっぱいを飲むことから、固形物を噛むという大切な練習です。

大人の食事は大丈夫?
 離乳食は、赤ちゃんが大人と同じ食事が食べられるようになるまでの大事なステップですが、お父さん、お母さんの食事はどうですか?大人がちゃんとした食事をとっていないと赤ちゃんの分だけとはいかないものです。
 朝は何かと忙しいですよね。ついつい寝過ごして朝食抜き…なんてこともあるかもしれません。朝食抜きに慣れてしまうと平気になってしまいますが、子どもにまで朝食抜きが習慣化したら大変です。朝食はきちんと食べましょう。

 食事は、6つのグループに分けてバランスよく食べたほうが良いのは知ってますね。食材選びやメニュー作りには、けっこうその人の癖が出るものです。バランス良く食べるには自分たちの普段の食事がどうなのか知ることから始めましょう。
 右の表に当てはめて空白になるグループを意識して食べるようにしましょう。

離乳食開始のサインは?
 離乳開始の時期は、「首のすわりがしっかりして、支えると座れる」「食べ物に興味を示す」「スプーンなどを口に入れても舌で押し出す動き(ほ乳反射)が弱くなったり、なくなるなどの様子が見られるようになる」5~6か月頃が適当です。赤ちゃんの発達に合わせて、焦らず進めていきましょう。

離乳完了は自然に
 離乳の完了とは、形のある食べ物をかみ潰せるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳または育児用ミルク以外の食べ物から摂れるようになった状態を言います。その時期は1歳6か月頃が目安です。

幼児の食事
 幼児期になると固形物が食べられるようになり、食べる量や種類もぐんと増えてきます。ついつい大人と同じものを与えがちですが、大人を小型化したのが幼児ではありません。
 食べるからといって何でもあげてしまうのはちょっと考えもの。幼児期は乳児期についで発達が盛んな時期なので、毎日元気に遊んだり眠ったりする分のエネルギーの他に、成長するための栄養が必要になります。子どもの体に配慮した食事を食べさせてあげましょう。

幼児期の食事のポイント
○消化が良い物・新鮮な物を!
消化能力や解毒作用は未熟なので、消化しやすい食品や調理法の工夫、また新鮮な食品を選んであげましょう。
○うす味で
家族皆で薄味を心がけましょう。
○歯ごたえのある物を
噛むことはあごの発達をうながし、むし歯予防にもなるので、歯ごたえのある物もあげましょう。
○おやつは食事の一部
おやつは3回の食事で足りない分を補う補食(食事の一部)と考えて与えましょう。
○食事時間は規則的に
朝・昼・夕の食事とおやつはできるだけ時間を守って与えましょう。だらだら食いにしないためのコツです。
○清潔のしつけ
食事の前にはおしぼりで自分の手をふかせるようにしましょう。食事の前の手洗い習慣の始まりです。
○あいさつが言える
「いただきます」「ごちそうさま」が言えるように。家族みんながあいさつを欠かさないようにしましょう。
○ひとりで食べさせる
こぼしたり、遅いことを叱らずに自分で食べたがる気持ちを尊重してあげましょう。できないところを手伝う気持ちで。
○遊びはじめたら片づける
食事の途中でも遊びだしたら片づけ、次回の時間まで与えないようにしましょう。すぐに与え
てしまうとだらだら食いの癖をつけることになります。
○食事前は甘いものを控える
甘いお菓子や飲み物は一時的に満腹になるため、食欲を落とすことになります。

食事は楽しくできるだけ家族そろって食べましょう
 朝食か夕食のどちらかの食事は、お父さんもお母さんも揃って食事をしましょう。
 大人の生活が忙しくなり、ひとりで食事をとる「孤食」の子もめずらしくないと言われます。食事の後の満足感は「幸せ気分」をもたらします。子どもは、お腹がすいているだけでなく食事の時の雰囲気を楽しみにしていることもあるようです。

食事のマナーのしつけはほどほどに
 食事のマナーは大切ですが、度がすぎると子どもは食事が苦痛になってしまいます。だめなことはだめと貫く姿勢は大切ですが、繰り返して覚えていくこともあるので、大目にみてあげることも必要です。
 多少汚してもいいようにテーブルの下に敷物を敷いたりエプロンを着けさせるなどもいいでしょう。

テレビは消しましょう
 食事に気持ちを集中させるためにはテレビを消して、落ち着いた場所を作ってあげましょう。

市では授乳・食事に関する相談、離乳食教室を行っています。
心配事や相談に管理栄養士が応じます。お気軽にご相談ください。

問い合わせ先/健康づくり課 055-949-6820

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